天上のワルツが聴こえる

涼しい顔でアンドロイドは言い、

「さあ、急ぎましょう」

と、少女をうながした。

それから2人は、石畳の街を歩いて進んだ。

空を飛ぶより、安全だと判断したからだ。

多分、世界の果てまでは、そう遠くないだろう。

そして、そこには、外界と遮断するための透明なドームがあるはずだ。

2人は、それを目指して歩いた。