「でも、ずっと側にいてくれるのよね?」

「ええ。誓って、あなたの側に」

それを聞いて少女は安心した。

彼といっしょなら、怖いものなど何もない。

今の彼女は、彼が側にいてくれるならば、ほかに何ひとつ望むことはなかった。