木漏れ日が、テーブルの上にちらちらと光のかげを落としていた。

新緑の香りがいっぱいに広がる森の中に、丸太で組んだ小さな家が建っている。

その庭には、かわいい小花が咲き乱れていた。

ここの住人は、屋外でランチをとろうと、テーブルと椅子を運んでいる最中なのだ。

玄関のステップから、子供用の椅子を持って、青年が降りて来る。

銀の髪に、銀の瞳。

まるで、神話から抜けでたように美しい。