電話を切ってほどなく、
ガラガラ…
父が逢いたかったであろう友人の方でした。
設計の手が足りない時に、仕事を回してくれたり、どぶろくの作り方を、父に聞いたり(笑)
『昨日の内に、家内から聞いたのですが、遅くなりました。』
「いいえ…こちらこそ、もっと早くお知らせするべきでした。」
「生前は、大変お世話になりました。」
父の友人は、ふくさを開くのもおぼつかない。昨日の私みたいだなぁ…って思っていた。
「よろしかったら顔を見てあげて下さいますか?」
棺を開けて父の顔を見るなり、堪えきれずに泣いていました。
知ってる父の姿からは、多分、想像できない位にやせてしまっていたし。
『本当に、苦労かけてばかりでした。』
泣く。激しく泣く。
おとーちゃんのお友達、ありがとうございました☆
明日の火葬にも来て頂けるそうです。
それから、戦争の様な忙しさが…。
【遺族は座っていて、いい】
っていうのは、気のせいでした(笑)


