ツンデレ彼女を監禁して



早速、彼女と会う約束をと電話した訳だが


「もしもし、俺、俺だけどさ。今日、これからデート――」


『しない』


プツ、ツー、ツー、ツー


通話時間、七秒


「う、うぅ……っ」


「泣くな。また明日があるだろう。――ほら、これでも食え」


そう、昼食に先輩が食べる筈だったカレーパン渡され、やけ食いする


舌に染み込むそれは、随分としょっぱい味がしていた