俺様!何様?執事サマ!?





それに気づいたのか、愛ちゃんが来た。




皐月を指差してどしたん?と伝えると、俺の耳に唇を寄せてきて。






「な、なんか、留年の危機?みたいな」






愛ちゃんは必死に説明するんやけど、こんな近くで俺の頭、正常でいれるはずがない。



うわー、心臓うるさいわ。



内心そんなんでも、顔にだすんはダメやから、無表情に徹する。









……………ていうか今『留年』って単語が聞こえたんやけど。



留年……………って。



え、おいおい、ほんまに?