ある日、テレビをつけたら ……………椋介がいた。 「次は、REINで『夏恋』」 ……………あ、 イントロで、もう気付く。 ………私の曲だ。 「……ぅ…わぁッ!?」 テレビの画面で椋介がドアップになったから、 チョットのけぞってしまった。 「……ぅわぁ…メンバーもカッコいい…。」 真夏の太陽の下で 無邪気に笑う君がいた 夏の暑さのせいかな? 君を好きになった 「や……ばい…ってぇ」 少し声変わりして低くなった声。 私より高い背。 その心地よい歌声は、 私のココロを揺さぶった。