何分……いや、何時間たったのだろう。 私は、ずっと放心状態でいた。 あの涙は、 何の涙…? 椋介に対しての恨み? 憎しみ?悲しみ? ………ううん。違う。 『愛しさ』 あんな酷いコトされても、 私は…… 椋介を『愛してる』 多分、この先何があっても… …ずっと……… 「椋介…」 罰が下ったんだね。 無理矢理キスなんてしたから。 『ファースト・キス』だったのに…… 私とじゃイヤだったよね? どんどん、考えが 『ネガティブ』 になっていく…… 私に、椋介を愛する資格はありますか…??