ドカッ そんな風に腰を下ろして、雄一君は言った。 「ったく、呑気な眠り姫だぜ、おまえは。 丸2日半も熟睡してて、開口一番のセリフが、それだもんなぁ」 ため息混じりで、半分安堵した声。 ……。 んっ? 丸2日半、熟睡? えっ?! 「えっ?! 2日半っ?!」 「そうだよ、ったく」 私の驚きをよそに、雄一君、冷たく言い放つ。