妹なんていらない

ゴホン、と咳き込んだ。




「えーっと…結城、お前はこいつがかわいいと思う、そうだな?」



「はい!」




なんか…即答すぎんのもあれだな。



もう少し恥じらいってものをもってくれ、頼むから。




「えーっと…それじゃあ、もしこいつがお前をすぎぃぃぃぃーー!!!!」




言葉を言い切る前につま先に激痛が走った。



涙目になりながら足元を見ると、そこには美波の足。



ご丁寧にかかとを使ってぐりぐりぐりぐりと。




「ってめ…何しやがる!?」



「あれ?どうしたの?
ああ、そっか。
足つっちゃったんだね。
伸ばしてあげるからこっち来て」




と言いながら、俺は無理矢理引っ張られて結城から離れた。