『だれかいますかぁーだれもいないですかぁー』 私はゆっくり その物置小屋に入って行った。 古くさくて、 ほこりの匂いがした。 ただ、 物置小屋には 見たことのないものが沢山あって、 すごくわくわくしていた。 それから どれくらいたっただろう。 私はいつの間にか寝ていた。 辺りはもう真っ暗で何とも言えない不安が私を襲った。 私は寂しさが 込み上げてきて、 一人泣いていた。