―――――――――― ―――――― 「なぁ、華兎?」 兄貴の病院の帰りにこんなこというもんだから、一瞬ビビる。 最近は、俺から兄貴を避けていた。 別に分かっているんだ。 親が違っても兄貴は兄貴 一生俺の兄弟 とっくに分かっているんだけど……