泣き虫なあたし。



『華兎……』


よく見ると華兎の目も腫れていて、泣いたんだなと思った。


「窪川…うち…来れるか?」


少し驚いたけど私は頷いた。


「じゃあ…五時頃。絶対来いよ?」


『…うん』


そういうと華兎は走って行った。

暁兎これから焼かれるんだもんね。

さすがに辛かった。