とか思ってる間に
とっくに明日になっていた。


私は起きてまず暁兎のいない世界が嫌で泣いた。

制服に袖をとおして、暁兎の葬式だと思って泣いた。


『笑えっ!』


自分で自分に渇をいれた。


暁兎に会いに行くのに泣いてちゃダメだもん。


笑おう。