「ムリすんな…。
雷とか
暗闇とか
怖いんなら、しばらく
こうしててやるから。
あ、鈴がイヤだったら
もちろん離しても
いいんだけど…」
暗闇で見えなかったけど
最後の方のセリフを
言った時は
空河楽斗の顔は
悲しそうな気がした。
自分でもどうしてか
わからない。
でも悲しい顔は
二度としてほしくない。
なんて思った。
あたし、よっぽどの
お人好しだ!うん!
1人で勝手に
解決しといた。
「…ありがと」
「おう★」
今のあたしは
やっぱまだ男苦手だし
手を握り返して
気持ちを伝えたりは
できないけど。
今のあたしでは
さっきのたった4文字の
言葉を男子に言うなんて
多分すごいこと
なんだから!!

