イケメンキス魔にご用心!?


「そんなのただの
八つ当たりじゃない。


大体よく実の彼女の前で
告白の話なんて
出せるわね?」

「だってあたし
先輩に負ける気なんて
してませんもん」



にっこり笑って
言い放つ彼女。

だけど目は全く
笑っていない。



「かわいそうな子」

「はあ?」

「あなたまだ本気で
人を好きになったこと
ないでしょ。

だから人を不幸せに
することしか
考えてない」

「だ、だから何!?
あたしを差し置いて
誰かが幸せになるなんて
許せないのよ」

「本気で恋をするとね、
他人のことなんて
気にならなくなるの。


ちょっとしたことで

満たされて
悲しくて
ドキドキして
不安になる。

でもそれが楽しいと
思えるようになるの。

あなたもいつか
そんな思いが
わかるといいわね」