「いいか、鈴」 考え事をしていたら あっという間に リビングの前。 「オレは仕事で 疲れてる父さんや 母さんに余計な 心配はかけたくないと 思ってる。 それは鈴も同じだな? なら2人の前でそんな 顔してちゃだめだ。 悪いけど、悩みとかなら オレがいくらでも 聞いてやる。 だから…な?」 優しい目であたしを 見るお兄ちゃん。 あたしも2人に 迷惑かけたくない。 それに迷惑 かけたくないのは お兄ちゃんだって 同じだよ? とにかく今は お兄ちゃんの指示に 従うことにした。