その瞬間楽斗がバッと あたしを抱きしめた。 「鈴… オレ、オレ…! 鈴もいなく なっちゃうんじゃないか ッて怖かったんだ! またあの苦しみを あじわうのかと思うと どうしても話が できなくって… とにかくオレは 鈴がいないと 生きていけないくらい… 鈴のことが必要なんだ」 あたしの胸に 顔をうずめて 今にも泣きそうな声で 話す楽斗。 あたしは切なくなって 楽斗をただただ 抱きしめた。 楽斗もそれに答えて 強く抱きしめてくれた。