「とりあえず ここじゃ先生も来るし 上にのぼろう?」 あたしが少し落ち着くと 楽斗はまた優しい声で 言ってくれた。 あたしはただ黙って こくん、と頷く。 「よし、歩ける?」 楽斗… 楽斗は最後まで 優しいんだね。 そんなんじゃあたし… 忘れられなくなるじゃん 屋根の上に出て 2人で座る。 2人の間には 微妙な距離。 そりゃそうだよ。 だって一応別れたもん。 楽斗も距離には 気づいてるだろうけど そのまま話を切り出した