だって、あたしの
家の前で
自転車にまたがってる
楽斗がいたから。
「はよっす」
「え…あ、おはよう。
じゃなくて!」
"なんでいるの!?"
喉まで出かかった
その言葉を飲み込んだ。
…そうか!
昨日のメール…!!
やっと昨日楽斗に
言われたことを
思い出した。
"明日一緒に学校
行こうぜ!
朝迎えにいくわ"
ああー!
すっかり忘れてた!
「なんだよ、鈴。
その顔は忘れてたなー?」
「そ!そんなことないよ。
ちゃんと思い出した!今!」
はあー、と1つ
ため息をつくと
自分の後ろを指差して
ん、と言う楽斗。

