「いたかあー?」 「いなーい」 「恥ずかしくて 帰っちゃったかな」 「しゃーねえ。 部活もあるし戻るか」 遠ざかる足音。 「ぷはあ!」 やっと解放された! 「ちょっと楽斗!」 「だって鈴が しゃべるんだもん。 バレても良かったの?」 「それは…」 「それにせっかくもう "彼女"なんだぜ? 今まで我慢してた分 たくさんキスしてやる」 そして楽斗の顔が だんだん近づいてきた。 やっぱ変態だ、こいつ。 そう思いながらも 自然と目を閉じる。