「みんなどこ
行ったのかな」
梢吾と別れて
筋トレしてるはずの
バド部を探す。
「…鈴」
「んー?」
振り返ると
真剣な顔の楽斗。
「…どうしたの?」
「今回の勝負の条件
覚えてる?」
「えっと…勝った方が
あたしと付き合う…
ッてゆう…?」
「そう。
こんな勝負に乗っかって
言いたくは
ないんだけどさ。
歌山にばっか
いいとこ
とられたくないし
もう我慢できねえから
言っちまうわ」
そこまで言うと
楽斗わくるりと
背中を向け
窓を開けた。
…?
なにする気??
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