「あたし、昨日
梢吾の家に
行ったんだけど…」
―――…
「ま、そのへん座って」
「あ、うん。
おじゃまします」
あたし普通に
目に入ったベッドに
座っちゃって…
緊張してたから
全然気づかなくてさ…
「あ、あのね梢吾…」
「ん?」
ドキドキしながら
梢吾を見上げる。
緊張しすぎて
涙目になってた
かもしれない。
でもちゃんと話さなきゃ
ッて思ったから
話そうとしたんだけど…
「鈴…
誘ってんの?」
「え?」
「男の部屋で
ベッド座って
涙目になって
上目づかいで
誘ってるとしか
思えねえんだけど…?」

