「ごめん、勝手に
約束しちゃって…
だけど…
さっき校舎の窓から
鈴とあいつが
話してんのが
見えてさ。
オレすげえ焦って…
しかもあいつ
当たり前のように
鈴に話しかけて
やがるから腹立って
頭に血がのぼって…
つい勝負
受けちまったけど
でも、オレこれ以上
鈴の悲しい顔
見たくねえんだ!
もしかしたら
余計なお世話かも
しんねえけど
だけどオレ、絶対
勝つから!
そんであいつに
一泡ふかせてやるから!」
ニイッと笑う楽斗。
でもその顔はどこか
無理してるようで
何か言わなきゃ
自然とそう思った。

