「オレ言ったよな?
これ以上鈴を
苦しめんな!!」
息を切らして
現れた楽斗は
冷静だけど
迫力があった。
楽斗汗だくだ…
走ってかけつけて
くれたのかな…。
ささいなことに
心がぽっと温かくなる。
「はあ…またお前かよ」
「それはこっちの
セリフだ」
2人の間に
バチバチと火花が飛ぶ。
「てゆーか、結局あんた
鈴の彼氏なの?」
「ちげぇけど」
すると梢吾がフン、と
鼻で笑った。
「彼氏でもねえのに
いきがんなよな。
てめえみたいな
まぬけな顔したやつは
鈴には似合わねえよ」
「なんだとッ…!!」
楽斗は今にも
殴りかかりそうな
勢いだ。

