「なあなあ鈴ー」


ッ!!


「うわさをすれば…

じゃーね!鈴!
がんばって★」


言いたい放題言って
奏は自分の席に
戻っていった。



くっ…奏めー…


ッて!
それより、楽斗!

楽斗こっち来てるー!



「鈴?
何あたふたしてんの」


楽斗は一人であたふた
してたあたしを
ちょっと怪しい目で
見ている。


「や!別に」
「ふーん、そう。
あ、そんでちょっと
話があっからさ、
今日一緒に帰んない?」
「ええ!?」

はッ!!
ついびっくりして
過剰反応しちゃった。


「そ、そんな
でかい声出さなくても…

もしかしていや…?」