「ただいま」 「…おかえりなさいませ鈴様」 ほら、このあからさまに 嫌そうな顔。 いつものように 無視して通りすぎる。 後ろで聞こえる 小さな舌打ち。 これも慣れっこ。 別にお父さんに 告げ口すれば 簡単にやめさせられる。 でも言わない。 あたしはそんな弱くない ただの強がりかも しれない。 でも告げ口すると 負けた気がするから いやなんだ。 さて、今日の散歩は 長くなりそう。 信長喜ぶかな。