ケンカしてみると
あっけない奴らだった。
弱いくせに
粋がんなッつーの!
それにしても…
鈴だってなんで
あんな弱い奴らに
反撃しねえんだよ。
オレが腕つかんだ時は
普通に振り払ったのに…
なんかオレだけ
必要以上に
嫌がられた気がして
ちょっとムカついたから
鈴に注意しといた。
鈴はただでさえ
かわいいんだし…
ちょっとは
自覚しとかねえと
きっとこれからも
困るだろうし。
さてと!
無事鈴も助けたし
観覧車行きますか!
そう提案した途端
鈴の眉がピクリと
動いたのを
オレは確かに見た。
な、なんだ…?

