「どっかいなくなるなら ちゃんと声かけてから いけよな。 大体今だって お前隙だらけなんだよ。 ちったあ気をつけろよ」 なんなのよ… ブチブチブチブチと…! 「ま。いーや。 観覧車乗ろうぜ」 "観覧車" その言葉にあたしの 眉がピクッと反応した。 そして… プチン 何かがキレる音が 確かにしたのだ。