ーー…日が落ちて辺りが闇に包まれた


祖父は相変わらず部屋に入って出てくる気配はなかった


サキはクローゼットの奥から出した


ひさしぶりの感触


レザーのジャケット、パンツ、ブーツを履く


そしてヘルメットを持って家の裏庭に向かう