『ありがとうございます……。でも先生も私と同じでしょ?同じ目をしてるから』




『俺が…?初めてそんな事言われたよ。間違いではないかもな』




ぢゃあ先生もやっぱり悩みを抱えているんだね。




『私じゃ力になれないんですか?』


自分で何を言っているか分かんなくなった。




でも先生は。


『お前には関係ない』


と言って話を終わらされた。




1時間ほど経って作業も終わり部活へと急いだ。




少ししてから堂本先生もやってきて集合した。



『これから陸上部の顧問になった。陸上の事はあまり知らないから迷惑かけると思うけど…よろしくな』






私が一番嫌いな下校時間。




このまま学校に住んでいたいって何度思っただろう。