どうせ 消えない
ココロ に 残る




『痣』




ならば


いっそ
抉りとってしまえ

鋭く研いだ爪たてて



スコシ イタイ カモ シレナイ ケドネ


そろそろ僕も限界なんだ




見つめた瞳の奥に

彼が見えても

開いた紅い唇が

彼を呼んでも




そんなの


キコエナイ

キコエナイ?

キコエナイ







もう









モノ