君の甘い声を
何時までも覚えていよう。

君の愛おしい姿を
永遠に、見続けていたい。


唇に落とすキスは
何時しか淡く光る。

君と居ることが、
君が居ることが、
君の存在が、俺の幸せ。

…君こそが生きる糧になる。


俺の声を、姿を、思いを、
君に届けたくて。


最後の幸せ、最後の願い。

それは
幸か不幸か分からないけれど。


苦しめたくなかった。
縛りたくなかった。

君の人生だから。

君の最大の笑顔を、
見ていたい。


幸福に溺れる筈の君を、
世界一幸せな筈の君を、

俺のせいで消さないように。


君と俺の距離がどんなに離れていたとしても、

映る空はきっと同じ。


だから――――…

俺は永遠に、君を見守る。

例えどんな試練が
あったとしても。




永遠に、君を――…。



著者:玉城みれい様

イメージ作品
【空から贈る、冬奏曲】