しゃがみ込む事などせず、腰をよじらせて紛らわせるだけで、あいつはまた奥底へと帰って行った 俺は自分に勝つ事が出来た ここで進まないつ進むねん!? 自分に問い掛け、疲れてる右腕をまた酷使し、歩を進めた。 後から考えれば、チャリを置いといて帰れば良かったのに、無駄なスポ根のせいで俺はそこまで頭がまわらなかった‥‥‥‥‥