『鏡の中のマリア』

先生は

「そうか、知ってしまったんだね。
だったら本当のことを
言わなければ
いけないかもしれない。

でも、これから僕が話すことで
君がショックを受けて
取り乱したり、心臓がおかしくなったら
・・・僕は、もうこのことを君に
二度と話はしないからね。
それでいいかい?」

と、私に念を押してきた。

『はい』


先生は、ゆっくりと
落ち着いた感じで

あの時の話をし始めた。