『鏡の中のマリア』

その夜私は、
暁生に電話してた。

「どした?」

何もしゃべらない私に
暁生が聞いてくる。

『うん・・・』

「何?どうしたの?」


沈黙の後、

『逢いたい・・・。』

ただそれだけを言う私に




「うん・・・

いいよっ。」

暁生は答えてくれた。