『鏡の中のマリア』

『私のおじいちゃんのこと恨んでるの?

お父さんを死に追いつめったって・・・』

「ハァ?!何言ってんの?」

『お母さん・・・
その後おかしくなったって・・・』

「そのことはお前に関係ない!何でそんなこ
と調べてんの?

聞きたいことあんなら自分の口で聞けよ!」

暁生は少し切れていた。



『お母さんのお見舞いに行って、私のこと
見たことある?』

「ある。」

『暁生私のこと知ってたんだ・・・。

お父さんの死の原因におじいちゃんが
関係してるかもっていつ知ったの?』

「中2の頃。」