精霊達が集まる夜の
銀河に溶ける子守唄

たゆまぬ指先
王の棺
張り詰めた糸爪弾く時に

紋章守る
騎士が現れ
剣を揺らして
朝陽に消える


月の竪琴
陽火の角笛
星の太鼓を
奏でる晩に

春の踊り子やって来て
一握りの夢描き
月影共に消えて行く

揺れては返る星廻り
全てはメリノー種の羊が夢見た
遠い昔の道標