それは、輝く星空のように

「さて・・・」


智徳が七尾家の前に立って、三時間が経つ。


未だ、何の音沙汰もない。


菜月のストーカーの可能性のある人間は、二通り考えられる。


ひとつは千歳学園の関係者。


もうひとつはそうでない人間。


学園の関係者なら、昼間に来ることはまずないだろう。


もし、校外の人間なら、この時間帯に来るはずだ。


下着に限らず、泥棒というのはたいてい、昼間を狙う。


確実に家の人間がいるであろう夜よりも、昼間の方が、家の人間が出払っている可能性が高いからだ。


しかし、怪しい人間は現れない。


校外犯の可能性を捨てる訳ではないが、別の可能性を当たった方がいいのかもしれない。


そう考え出したときだった。