それは、輝く星空のように

「俺が、何とかしてやろうか?」


「え・・・?」


そのときのわたしは、鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしていただろう。


「あなたの街の便利屋・ナナオ、雪村支店だ」


真っすぐな眼で見据えてくる。


「・・・何を頼めばいいんですか?」


「七尾菜月をつけ回
しているストーカーの調査、及び撃退」


「おいくらですか?」


彼のことだ、それなりにぼったくってくるだろう。


「日給八兆円」


「お断りします」


「冗談だ」


くっくと笑う。


なかなか魅力的なスマイルじゃないか。


「日給五千円」


五本指を立てる。


「・・・それでも、ちょっとキツいですよ」


「馬鹿言え、かなり格安だ。普通なら倍は取る」


「・・・・・・」


「それ以上は安くできない。その代わり、3日以内に何とかする」


「それは、助かりますね・・・」


「さあ、どうする?」


不敵な笑みを携えて訊いてくる。