それは、輝く星空のように

「聞いていいか?どうしてお前の父さんはあんなことを?」


「借金をしていたそうです」


「借金?」


「よくある話ですよ。信用していた友人の借金の連帯保証人になったんです」


冷たく、自嘲気味に言い放つ。


他人なんて、簡単に信用しちゃいけない。


よく、信じることが大切だというが、そういう人間は本当の意味で裏切られたことのない人間だ。


「そうか・・・」


バツが悪そうに目を伏せる。


「自分から聞いておいて何だが、すまん」


「いえ、特に気にしてませんよ」


嘘をついた。


「・・・あの頃のことは、忘れるようにしてますから」


「・・・・・・」


こっちは本当だ。


心に蓋をしていなければ、わたしの心はとっくに壊れている。


「それがどうしたんですか?」


注文したコーラを口にして、乾いた口を潤す。


早くこの話題から離れかった。