それは、輝く星空のように

「・・・それで、これからどうするつもりなんだ?」


智徳さんがゆっくりと口を開いた。


そう。


問題なのはこれからどうするか、だ。


「何もせずに、やりすごそう」


「・・・本気か?」


「冗談に決まっているだろう」


「・・・・・・」


お母さんの言葉に、息をつく智徳さん。


「素直に警察に頼るのが一番じゃないか?」


「無理だな。わたしたちはまだ、何もされていないんだ。警察がまともに相手してくれるとは思えん」


警察だって慈善団体じゃない。


ただ一度の恐喝だけで、まともに動いてはくれない。


それに、とお母さんが付け加える。


「彼は、警察内部にも太いパイプをつないでいる。何せ、元マル暴の警察官だからな。警察の介入がないように、根回しされているだろう」


「・・・何故、権造が元マル暴だと知っている?」


私と同じ疑問を、智徳さんがぶつけた。


「さぁな・・・」


ふっ、と昔を懐かしむ目でつぶやく。


「今は関係ない話だろう?」


「・・・そうだな」


話題を断ち切る。