それは、輝く星空のように

「ナツ吉ちゃん、ひどいよ・・・」


そばに立っていた楓が話に入ってくる。


「どうしてっ、そんな大事な話を私に話してくれなかったの?」


「いや、どうしてっていうか・・・」


・・・彼女たちは、どれくらい彼のことを知っているのだろうか。


少なくとも、わたしよりは付き合いが長そうだ。


「ふたりとも、『ナナオ』は知ってる?」


質問に質問で返してやる。


「あ・・・・・・」


「・・・・・・そっか」


ふたりの反応が、イエスと言っていた。


「・・・知ってたんだ」


「ま、ね」


ふたりとも深刻な顔になる。


実は、話すのが面倒だった、という裏の理由があるのは内緒だ。