それは、輝く星空のように

「だから、おにいちゃんをっ・・・ずっとっ・・・探してっ・・・」


帰る場所を取り戻す金を作るために、勉強をたくさんして、特待生になった。


今の家は、その結果だ。


「そうか・・・」


すっ、と、彼の手が伸びる。


その手がわたしを優しく抱き寄せてくれた。


「頑張ってたんだな、お前は・・・」


「はい・・・」


「ごめんな・・・」


「どうして、智徳さんが謝るんですか?」


「お前のことを知らなかったから」


「・・・・・・」


暖かい腕に、包まれる。


――このまま、時がとまればいい。


そう思える、安らかな時間だった。


探していたものが、ここにあった。