それは、輝く星空のように

「・・・お金のない悔しさは、わたしにもわかります」


「菜月・・・?」


不思議そうにわたしを見てくる。


彼は、隠していた本音を吐き出してくれた。


だから、わたしも本音をぶつけようと思った。


「むかし、むかしのお話です」


それは、苦い記憶。


七尾菜月の、冬の記憶。