それは、輝く星空のように

わたしたちは、近くの公園のベンチに腰掛ける。


「ほら」


「ありがとうございます」


彼から渡された缶コーヒー(加糖)を受け取る。


温かい。


「・・・少し、俺の話をしようか」


「え?」


「考えてみたら、俺はお前に自分のことをほとんど話してないんだよな」


確かにそうだ。


わたしが彼について知っているのは、アブナい仕事も引き受ける便利屋だということだけだ。


「お前も、俺に気を使ってか、極力聞かないようにしてたよな」


「・・・はい」


最初、いや、正確には二回目に会ったときだ。


学校では彼が便利屋だとは言うなと言われた。


他人が立ち入っちゃいけない、事情があると思ったから。