それは、輝く星空のように

「俺は、金が貯まりますようにって」


さっきまで抱いていた思いが、すべて壊れた。


「そういうことは、嘘でもいいからもっとステキなことをお願いしたって言いましょうよ」


「こういうときに嘘をつくような男が好きなのか?」


「それは・・・」


答えはノーだ。


「そういう訳じゃありませんけど、あるじゃないですか、例えば、『俺が菜月を守れますように』、とか」


「そんなの、わざわざ願わなくても叶えてやるさ」


「・・・・・・」


うわ、恥ずっ。


「そりゃ、ありがとうございます・・・」


視線を彼からそらして、もじもじする。


「お前って、本当に可愛いな」


このひと、病気なんじゃないだろうか。


今までの彼からは想像できないくらいに、恥ずかしいセリフを言ってくる。