それは、輝く星空のように

「はじめまして。あなたの街の何でも屋・ナナオです」


向かい側の席に座り、自己紹介をしてくる。


恐らく、偽名か、仕事上の名前なのだろう。


「え、えっと・・・あの・・・」


しどろもどろになる。


知らない人だというだけで緊張するのに、こんなにカッコいい人と一緒だと、緊張度が更に高まる。


「あ・・・」


イケメンと、一緒の席で向かい合っている。


そんな状況が、わたしを混乱させた。


「な、ななお・・・なつきです・・・」


「え・・・」


ナナオさんが驚いた顔になる。


「七尾・・・?」


まるで、生き別れた家族を見る目だった。


「七尾・・・菜月・・・」


わたしの名前を反芻する。


いったい、どういうことなのだろうか。


「・・・・・・」


沈黙が場を支配する。


・・・気まずい。