それは、輝く星空のように

「冗談じゃ、ないんですよね?」


乾いた唇を動かす。


「お前と一緒にするな」


「どうして・・・」


彼は、お金が一番大事なはずだ。


「わたしは、お金にはなりませんよ?」


「知っている」


「わたし、ヘンな女の子ですよ?」


「それも、知ってる」


月明かりに照らされた彼の頬は、紅かった。


「俺は、お前が好きだ。
 くだらんギャグを言うところも、図々しいところも、そのくせ変に遠慮深いところも、笑った顔も、全部まとめてお前が好きだ」


それは、ずっと待ち望んでいた言葉。


わたしからは、言えなかった。


だって怖かったから。


嫌われるのが、怖かったから。


ずっと、彼のそばで笑っていたかったから。


わたしは彼の前ではピエロのように振る舞っていた。


たとえ本音が出ても、ごまかせるように。


だけど、彼はそんなわたしを好きだと言ってくれた。


だから、わたしは答えた。