それは、輝く星空のように

「フェフェフェ。わしゃサンタぢゃ」


夜のクリスマスパーティ。


そこに、わたしはサンタの格好で参上した。


女性用の、下半身がスカートのヤツだ。


けっこう可愛いよね、サンタ服。


「ナツ吉ちゃん、プレゼントはー?」


「わしゃナツ吉ではなくサンタぢゃ」


「サンタってよりはいじわるおばーさんみたいだね」


やかましいぞ楓。お前がやれと言ったんじゃないか。


「プレゼントッ、プレゼントッ!」


プレゼントコールが沸き起こる。


「まぁ待ちなさい、今あげるから」


ガキどもをやんわりと制し、一人一人にプレゼントを配る。


みんな、一人一人違う物だ。


楓や園長先生が、一人一人に聞いて買ってきたんだろう。


子供たちに見つからないよう、こっそりと。


その姿を想像すると、なんだか微笑ましかった。